- 3つのカラーデザインと光のアクセントがリラックスできる空間を演出
- お洒落なキャビネットや化粧台で毎日が楽しい憧れのお部屋を実現
間接照明を使うことで雰囲気を作り、光のリズムを演出。女性に必要不可欠な鏡を形や大きさ、用途が異なるものをデザイン。
室内をすっきりさせる為にテレビも収納できる大きなキャビネットを設置。さらに床から離し、照明を入れる事で開放感を演出。
広く見せるために家具は白で統一。床は高級感のある白い大理石調、壁紙色はベッド側の一面だけ落ち着けるミントグリーン色にし、他は薄いピンクに。インパクトを出しつつも、心安らぐ憩う空間を作り上げました。
空間造形学科 2年 森山加奈子さん
提案が実際に形になってみて、想像以上の出来生えにとても嬉しく思いました。大学2年生でこのようなありがたい経験ができ、大変光栄です。
壁に備え付けの浮かせたキャビネットという、私が叶えたかった無理なお願いも、実現して頂く事ができました。
私自身が住みたいと思うとともに、自信を持ってオススメできる空間になりましたので、入居者の方にも喜んでいただけることを心から願っています。
- 木目調のルームデザインがナチュラルな空間を演出
- 限られたスペースを最大限に生かした機能性のあるワンルームを実現
就寝スペースと居室スペースを分ける為に大きな棚を設置し独立した空間に。棚は筒抜けにして開放感を出し、収納量によって中棚をカスタマイズできる。
テーブルは折りたたみ式で生活空間も考慮した機能性も重視。壁面に棚を取り付け小物を置けるスペースでデザイン性を高めお洒落な空間を演出。
床・壁面はホワイトウッド調にする事で、室内全体を明るく清潔感のあるナチュラルデザインにしてリラックスできるお部屋を作り上げました。
空間造形学科 2年 立川静香さん
私が提案させて頂き完成した部屋を拝見し、とても感動しました。
一から作って頂いた間仕切り棚は、高さを自由に変えられるという点で、機能性や実用性が大変優れていると感じました。他のどこにもない、特別な部屋に変身したと感じています。
また、デザインしたものに対する想いなどが、こうして実現化されたことで説得力が増しました。
またとない貴重な体験をさせて頂き、先生方をはじめ、連携先企業の関係者の皆様に心から感謝しています。
本プロジェクトは賃貸住宅の室内デザインを通じて、当社株式会社東都の産業分野と駒沢女子大学の大学教育の分野において連携協力する事で相互分野の向上と、地域社会の発展と人材育成に寄与する事を目指すというものです。
当社が行っている賃貸住宅のリノベーションデザイン案を駒沢女子大学人文学部空間造形学科の授業の一環で企画・提案頂き、実際のお部屋に反映させ入居者募集を行いました。
プロジェクトでは実際に30名程の学生によりプレゼンテーションを経て、協議の上選出された2名の学生のデザインをよりデザインに忠実になるようにリノベーションを行いました。
- 2013.12.15 日本テレビ「News Zero」
- 〈物件概要〉
- 物件名:第1サニーコート
- 所在地:神奈川県川崎市 多摩区菅北浦2丁目
- 交通:JR南武線 稲田堤駅 徒歩10分
- 間取り:1K (洋室6帖 K2.48帖)
- 構造:鉄骨造 3階建て
- 築年数:1992年
- 専有面積:17.6㎡
- 〈物件概要〉
- 物件名:第2サニーコート
- 所在地:神奈川県川崎市 多摩区菅4丁目
- 交通:京王相模原線 京王稲田堤駅 徒歩5分
- 間取り:1R (洋室8帖)
- 構造:RC造 3階建て
- 築年数:1987年
- 専有面積:16.02㎡
駒沢女子大学
人文学部 空間造形学科
佐藤 勉 准教授
今回の産学連携課題は3つの大きな成果がありました。
まずは実現を前提とした課題を通して、学生が現実のリノベーションのプロセスに触れることができたこと。次に、選ばれた2つの提案を具体的な空間に仕上げていく過程で、学生側と企業側双方の考えを擦り合わせ、望ましい方策を得られたこと。
最後に、学生と共に出来上がった空間を体験し確認するなかで、当初には見えなかったプロジェクト全体の課題や方向性が浮き彫りになったことです。
産学連携課題は学科初めての試みで、始めは手探りの部分もありました。しかし、現実を突きつけられた学生の奮起と東都様の格別の御配慮にも後押しされて得たこれらの成果により、今後の展開へ向けての大きな自信に繋がったことを、大変喜ばしく受け止めています。
株式会社東都
神奈川支社管理担当部長
木澤 公一
今回のプロジェクトは当社にとって「自社賃貸物件の商品力の向上」という目的がありました。
講評会では学生さん達の非常にユーモラスで、普段私共からでは考えつかない様なご提案も多く、非常に参考になりました。
施工面ではオーナー様、施工会社様のご協力もあり、クオリティの高いお部屋作りができ、今後はコスト面や技術面などの経験を生かし2回、3回とお互いのクオリティーを高めて行く事で、より多くのオーナー様やお客様にご提案させて頂ければと思います。
また今回の様な産学提携は新しいモノづくりのきっかけとなりましたし、今後も様々な形で協力して行きたいと思います。
田中 清一 オーナー
以前より空室率の改善の為にリノベーション等によって差別化を図っていかなければいけないという考えは持っていましたが、今回は駒沢女子大学さんへ教育の場として提供し、若い方の人材育成に協力するという趣旨にとても関心を持ちお部屋のご提供をさせて頂きました。
学生の皆さんが自身でデザインを提案していく光景に頼もしさを感じ、是非協力したいと思いました。是非今回の企画をきっかけに人材育成の向上に繋がれば良いと思っています。
施工に関してもコスト面では東都さんにも調整頂き、デザインに忠実な施工を頂いた事に感謝しております。
とても若い方らしいお部屋に仕上がりましたので、是非ご入居されるお客様にも心地良く住んで頂けたらと願います。
Confotable
同じ駒沢女子大学の学生がデザインしたということで、内見前から興味がありました。
明るくて綺麗で女の子向けのお部屋だなというのが、第一印象でした。
じっくり見ると天井の模様など詳細のこだわりがあってとても良かった。
最後の決め手としては、世界で一つしかないデザインのお部屋に住めるという特典です。
Cafe girl
お部屋探しでいろいろなお部屋を見て、それぞれ良い所があったが、最初に内見した時にデザインの良さに圧倒的に魅かれました。
駒沢女子大学の学生さんがデザインしたということですが、女性はもちろん男性でも住める雰囲気でとても気に入りました。
吊り収納でデッドスペースを上手く利用していて、生活しやすそうという点もポイントでした。
これからの生活が楽しみです。